英国留学の新英語テストUKiset ついては、以前のブログでご紹介したとおりです。これに対抗するように、アメリカ高校留学のSLEPテストに替わる ETSのTOEFL-Juniorテスト利用なども進められてきました。今年は、これに加えて、ELTiS=エルティスが発表されました。
ELTiS(English Language Test for International Students)は、アメリカの高校授業を受けるのに必要な「聴解力」や「読解力」を審査する高校生のための英語能力判定テストです。SLEPに替わる新たな英語レベルチェックテストとしてCSIETが開発され、現在ホームページで紹介されています。
このテストには、英語の文法語法や長文問題に加えて、基礎的な算数問題を含む高校レベルの一般教養問題に答える要素が加わっています。アメリカの高校が留学生の受け入れに際して、ELTiSのスコアを求めることになります。ELTiSの得点として80点(100点満点)が必要です。エルティスはどんなテストなのかご紹介します。試験時間は約80分で休憩はありません。
構成と問題数:
◎リスニング24問(約30分)
Part 1: Follow Classroom Directions(クラス指示の理解)
Part 2: Comprehend Mathematical Language(数学的言語の理解)
Part 3: Understand Classroom Dialogue(クラス対話の理解)
Part 4: Listen and Respond to Academic Lectures(学問講義の理解)
◎リーディング26問(約50分)
Part 1: Demonstrate Vocabulary Knowledge(語彙知識の理解)
Part 2: Read a Graph(グラフを読解)
Part 3: Read and Respond to Academic Texts(学問用語の読解)
解答では、リスニング問題は三者択一、リーディング問題は四者択一のマークシート方式です。尚、資格試験対策ELTiSの受験ガイドはエース留学センターでも配布される予定です。
多様化する留学テスト-ELTiSの登場
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