日本の東京駅で行われている新幹線の「7分間清掃」が、アメリカのハーバード大学院MBA(ハーバード・ビジネス・スクール)の教材として採用されるとの報道がありました。
極めて短かい時間で清掃を完了する姿がメディアで話題になり、「経営者のあるべき姿を示した事例」として、これを学生に学んでもらうことにしたそうです。
東京駅に新幹線が入ってくると、折り返しとなるこの駅で12分間の停車をするそうです。乗客の乗降時間を除くと清掃に当てられるのは7分間、この間の清掃従業員のテーブル、床、トイレの清掃、座席の方向転換などの作業を素早くテキパキと行う様子が外国で話題になったようです。最近よくあるテレビ番組「すいですね日本」の影響かもしれません。
この請負会社担当者は「夏はアロハシャツを制服に」「帽子に花飾りをつけて」と、社員の提案にも耳を傾けて、幹部登用にも道を開き士気を高めたそうです。そして遅刻や欠勤には厳しく対応して信賞必罰も徹底、社員の競争意識を持たせることでサービスの質向上につなげたとのことです。
この教材は、ハーバード大学院のバーンスタイン助教授が、掃除担当従業員から直接聞き取った話も盛り込んでいるそうです。「入学してくるアメリカ人学生の中には、リーダーシップはコントロールすることであり、金銭的な動機付けで組織の問題を解消できると考る者もいるが、この手法はもっと進んでいる。」と、授業の成果に期待しているそうです。
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留学生の捜索-必要な救護保険
アメリカのアーカンソー州で、2016年8月10日に観光スポットとして知られるブローイング洞窟に向かた大学生の行方が分からなくなりました。関係者からの通報により、11日夕方に、捜索隊が結成されてこの洞窟に入り、入り口から30分ほど入った場所で行方不明者3人を発見したということです。
洞窟に向かったのは日本人留学生2名と、アメリカ人学生1名。発見時に3人は全身が泥だらけになっていましたが、けがはないということです。この3人組はアーカンソー州立大学に通っている神奈川県出身の19才と、兵庫県出身の18才の大学生、そして同大学に通うアメリカ人学生とのことです。
アーカンソー州のブローイング洞窟は、深さのある巨大な洞窟として知られています。中を流れる地底の水路、エメラルド色の地底湖に向かって迷路が奥まで続いており、インディジョーンズのモデルになった洞窟として有名です。ここでは、過去に何人もの行方不明者や死者が出ているのことから、今回の事件では一時は相当に心配されました。
ところで、これらの捜索には、人件費の高いアメリカでは捜索料を請求される場合があります。この日は捜索開始後直ぐに見つかったので、それほど高額にならないと思われますが、これが、1週間5名くらいのスタッフで地上捜索をすると最低20,000ドル、崖など危険地帯ではこの倍、海や雪山ではその捜索難易度に応じて費用が高額なものになります。
そういうケースに備えて、救護者費用の支払われる留学生保険に加入することをお勧めします。
イチロー3千本=継続は力
エース留学センターには、フロリダのオーランドから来日して、留学生の穎悟指導を行う英語講師、シンデイ先生が在籍しています。この先生は、とにかくフロリダ・マーリンズのファンで毎日イチロー選手の活躍をネットで確認、シンディ先生のロッカールームはイチローの写真と新聞雑誌の記事だらけです。
そのアメリカ・メジャーリーグ、フロリダ・マーリンズのイチロー選手が、デンバーで開催されたロッキーズ戦でメジャーリーグ史上で三一人目となる三千本安打を8月7日に達成しました。この日は第4打席で右越えの三塁打を放って、本人がメジャーリーグへ移籍して16年、そこで2452回目となるゲームでこれを成し遂げたことはすごいことです。試合は、ロッキーズ7-10マーリンズでした。
ファンはイチローをスタンディグオベーションで祝福しました。マーリンズのベンチからは、仲間が走ってきてハグをしたので、イチロー選手は感激の涙を流しました。「達成した瞬間チームメイトが喜んでくれて嬉しいです。三千本ということより、ファンの皆さんが喜んでくれることが大切なことです。」と話しました。イチロー選手でも、緊張からか7月28日のカージナルス戦で2999本目の安打を打った後で、しばらく無安打が続き、本当に苦労の末の三千本安打となりました。
「振り返るってみると、日本のオリックス入団の選手時代からの長い時間、そう、特別な時間が僕へのプレゼントです。この時間の使われ方はよかった。」と振り返りました。同時に、阪急ブレーブス時代の福元選手の三塁打の日本プロ野球の記録も塗り替えたとのことです。すばらしい記録、おめでとうございます。
トランプ氏の演説
Make America great again.(アメリカを再び偉大な国にしよう)
America is going to be strong again.(アメリカは再び強い国になる)
We are losing but start winning again.(私たちは負けている。だが再び勝ち始める)
アメリカ大統領の選挙戦で、共和党候補のドナルド・トランプ氏が演説のなかでいつも使っているフレーズです。シンプルで短く、誰でもが、そう日本人の中学生でも容易に理解できる単語で構成したフレーズです。
アメリカ人の話では、トランプ氏の言葉は正しい発音の正当英語ではなく、トランプ氏自身の生まれ育ったニューヨーク独特の表現や発音のものであるようです。あまり知的な英語とは思われないような表現が多いために、アメリカの人々のジョークでは、「それって、トランプみたいだ!」「おまえは、トランプか!」といった言葉を耳にすることがあるそうです。
トランプ氏は、不動産業で成功したアメリカ富豪であるために、有名大学卒業のエリートであるかのように勘違いしている人が多いようですが、実際は、失敗を克服して、自身の努力で頑張って政治家にまで上り詰めた叩き上げなので、ブルーカラーの層や、移民層から支持を得ているとニュースは伝えています。
ところで、トランプ氏の英語での演説は、「アメリカの小学校6年生程度の表現レベルである」と歴代大統領のスピーチを研究している機関が分析をしています。この事実から、誰でもがトランプ氏のスピーチの内容を理解できるということが証明されるので、多くの人種を前にした演説としては的を得たものであるといえます。
続けるということの大切さ=広島の黒田選手200勝
2016年7月23日、広島カープの黒田選手が日米通算200勝を達成しました。マツダスタジアムを赤く染めた広島のファンが待ちわびていて記録です。
この日は、留学コースの生徒さんがメンバーをつとめる「黒田選手を応援する八丁堀会」グループも、マツダ・スタジアムの広島阪神戦に出かけました。この試合では、前半に広島カープが得点をしたので、余裕を持って観戦できたそうです。
黒田選手は「本当にホッとしています。いつもファンの人に声援で背中を押されて、本当に心が折れそうな時でもマウンドに行く気持ちを常に持たせてもらって、本当に感謝しています」とインタビューに答えていました。
41歳のという年齢で、プロスポーツの世界で活躍するのは凄いことで、普段からの管理の成せる技だと思います。黒田選手は会見で「こういう日を迎えられると思ってなかった。本当にうれしく思います。自分自身でも実感がわかないというか、本当にそこまで勝ったのかなという気持ちです。日本に限らず、アメリカのチームメートとか数多くのサポートがあってここまで来られたと思っています」と、感謝の言葉を述べています。
黒田選手の座右の銘は「雪に耐えて梅花麗し=苦しまずに栄光なし。泥と汗にまみれながら、自分自身と向き合い、努力を重ねる。」
これから海外の高校留学に参加をされる皆さんに、ぜひ贈りたい言葉です。
広がる無認可校不正問題
無認可校に於ける不正問題が広がりを見せています。長野県に本校がある通信制サポート校が、定期試験の内容を故意に書き換えてその試験の難易度を下げて、生徒に解かせていたことが判明したとの報道が、2016年7月9日配信の毎日新聞よりありました。
長野県・私学高等教育課によると、その不正が行われたのは今年の2月の試験で、この高校の職員が事前に英語や数学などの複数の教科の問題を、生徒のレベルに合わせた問題に書き換えていたとのことです。長野県は、関係者からの問題指摘を受けて調査を開始し、卒業生の単位は認められないと判断してその組織に是正指導をしました。
高校生が社会に出て、あるいは大学に進学して、そこで必要となる知識を在学期間中に習得することは、彼ら自身の将来の為に必要なことです。中学校教育では学問の基礎となる教育を行います。高校教育はその内容を一段引き上げた発展レベルで教え、各生徒の就学後、就職後の活動で基幹となる知識を教授するので、しっかりとした学習の機会を生徒に与える責任があります。日本の高校でも、海外の高校でも若者に対する教育に於ける使命は同じであり、その教育機会を「教える側と学ぶ側」がしっかりとらえて実践することが望まれています。
通信制高の不正編入問題
2016年7月7日の毎日新聞の報道によると、自宅学習で高校卒業資格が得られる大手の通信制高校が、提携先となる東京のサポート校生徒を不正に編入学させていたと報道されました。このサポート校は学校教育法上の無認可校で、高校編入が認められておらず、文部科学省はこれを違法と判断したとの報道です。これをもって文部科学省はこの通信制高校に是正指導をすることになりました。
法律では、無認可校は学校教育法上の学校とならないために、無認可校の生徒が高校に入る場合は1年生として入学しなければならないとのことです。編入生は11~15年度の5年間で63人に上り、現在も5人が在籍するとのことで、編入生徒には既に推薦で都内の有名大学に進学した例もあるということです。
これに対して大手通信制の学園長は「海外のインターナショナルスクールと同様に、サポート校の単位も認定できると勘違いしていた。認識が甘かった」と釈明したとのことです。
編入生については補習をして、進路に影響が出ないようにしたいとしています。
外国の認可されている高校で取得した単位は、現在日本の高校に編入できる正式な単位とされています。従って、日本の海外留学生は、それを持って日本の高校に編入することができます。
留学生へ注意喚起
フランス、ベルギー、アメリカ、そして昨日のバングラデシュのレストラン襲撃事件に日本人が巻き込まれて8名の犠牲者をだしました。これら一連のテロリスト事件の発生を受けて日本の文科省が対策に乗り出しました。まず、全国の国公大学、私立大学や教育機関に対して、夏休みの短期留学や海外旅行に出る学生への注意喚起を促す通知を出すことを決めたとの報道がありました。この通知では、留学予定者に海外の現地情報を電子メールで知らせることや、緊急事態発生時に安否確認に利用される外務省のシステムへの登録を求めることが含まれます。今、世界中のどこにいても、安定しない世界情勢からテロリストの標的になる可能性があります。
ところで、「テロリストの攻撃に遭遇したらどのように対処するのか?」という危機管理サイトの記事を紹介したいと思います。まずは、銃声や叫び声を聞いたら、物陰に身を寄せて、姿勢を低く保つこと。そして、その音の発生する逆方向に退避する経路を探って、機敏に対応することとなっています。
しかし、現実に事件に遭遇した場合、地面に身を伏せるのが精一杯で恐怖で動くことも出来ないのではないかと思います。さらに、自爆テロなどには対応するすべがなく、結局、知らない町に旅行する場合は、「夜に出歩かない」「賑やかなレストランや人が集まるところに行かない」という事前の注意行動しかないように思えます。
留学生、自撮りに気を付けて
昨日、南米ペルーで、韓国人の男性が「自撮り中」に滝に転落する事故があったと報道されました。悪いことに、その男性は7月4日に地元警察によって遺体として発見されたと報道されています。警察によると、その男性は6月29日にペルー北東部のアマゾンにあるゴクタ滝でこの写真撮影中に足を踏み外して落下したとされています。
最近、スマホの撮影機能の発達と、自撮り棒の普及で、世界中どこでもこの撮影が流行るようになりました。万里の長城でも、エフエル塔でも、東京スカイツリーでも、ロンドン塔でも、観光客の多くがそれを行うようになりました。しかし、自撮り棒の普及は、建物や商品を傷つけたり、まわりの人に当たって怪我をさせたりというトラブルに発展する場合があります。気を付けないといけない事は、今回のように「良いアングル」や「良い背景」さがしに熱中すると、ついつい自分のポジションが不安定になることです。
自撮りの事故報告は、ペルーのマチュピチュ遺跡でもドイツ人の男性が足を踏み外し、200メートル落下して死亡しています。先月には、ロシアのシベリアの村で、レーニン像を自撮りしようとした若者が胴体部分を損傷させたり、5月にはインド北部の州で15歳の少年が銃を持った姿を自撮りしようとして、誤って自分の頭を撃ったと報道されています。
自撮りは命がけといえる撮影方法なのかもしれません。
アメリカで銃を使った凶悪事件発生
またアメリカで、銃による凶悪事件が続発しました。場所はオーランドとマイアミ。この両都市はリゾートとして知られるところで、この事件はアメリカ人に相当の衝撃を与えています。オーランドは有名なディズニー・ワールドがあります。オーランド国際空港というと、航空機が5分おきに離発着を繰り返すほど多忙な空港で、オン・シーズンに全米から多くの観光客が訪れどのホテルも一杯になる町です。
オーランドの近くのベルビューという町に岡山県津山市から留学している小野田君から早速メールがありました。フロリダ州の住人には不安が広がり、留学先の高校でも、暗くなってから出歩かないようにと注意されたということです。フロリダは、南国風の季候で、昼間はさわやかで青空が広がるところですが、夜になると様子が激変して、街灯で明るいホテルや別荘住宅のエリアを除いて、不気味な暗闇が広がるところが多いとのことです。
小野田君は、無事に1年間のアメリカ高校留学が終了間近で、今月末に岡山空港への帰国便で戻ってきます。高校留学の終わる時期に、自分の留学先でこのような事件があったことに驚いている様子でした。日本でも最近は様々な事件がありますが、銃社会のアメリカでは一度事件が発生すると、大きな被害をもたらします。これからアメリカへ留学する方々は、充分に注意して毎日の生活を送って下さい。
【テロ事件】フロリダ州オーランド「パルス」の銃乱射事件でオバマ大統領が会見「テロ、ヘイト行為」と非難
フロリダ州オーランド「パルス」の銃乱射事件でオバマ大統領が会見「テロ、ヘイト行為」と非難。アメリカ史上最悪の被害が出た銃乱射事件となったフロリダ州オーランドのナイトクラブ・ゲイバーの「パルス」で発生したテロ事件では、現在までに50人の死亡が確認され53人がケガをしました。その後の調べで、現場で射殺された犯人のオマル・マティーン容疑者は「イスラム国の指導者に忠誠を誓っている」などと話していたことが明らかになりました。また、事件をうけアメリカのオバマ大統領が記者会見を行い「テロ行為であり、ヘイト行為である」と強く非難しています。
銃乱射事件があったのは、フロリダ州オーランドにあるナイトクラブ「パルス」で6月12日午前2時すぎ、男が建物内に押し入り銃を乱射した。容疑者の男は約3時間後、突入した警官隊によって射殺されています。この事件の被害者はこれまでに50人が死亡、53人がケガをしており、アメリカで起きた銃乱射事件としては過去最悪の被害となりました。
警察によると、射殺されたのはフロリダ州に住むオマル・マティーン容疑者(29才)マティーン容疑者は、事件前に警察に電話をかけ「イスラム国の指導者に忠誠を誓っている」などと話したほか、襲撃の際には、2013年に起きたボストンマラソンでのテロ事件について話をしていたことが明らかになっています。
マティーン容疑者はここ1週間以内に2つの銃を買っていたということで、警察はテロ事件として動機などを詳しく調べているという。一方、過激派組織「イスラム国」系の通信社「アーマク通信」が事件後にイスラム国の戦闘員による犯行だと伝えた。公式の犯行声明は出されていないという。イスラム国は先月、支持者らに対し、イスラム教の断食月・ラマダンに合わせて欧米などでテロを行うよう呼びかけていました。
この事件をうけ、アメリカのオバマ大統領が日本時間の13日未明に記者会見を行い、「米国史上最悪の銃撃事件だ」としたうえで「ひどい虐殺」とも表現しており、会見の内容が注目を集めています。オバマ大統領「テロ行為でありヘイト行為である」記者会見で非難
米フロリダ州オーランドのナイトクラブで男が銃を乱射して50人が死亡した事件で、オバマ米大統領は12日午後(日本時間13日未明)、ホワイトハウスで記者会見し、「テロ行為であり、ヘイト行為である」と非難した。オバマ氏は「米国史上最悪の銃撃事件だ」とし、事件を「ひどい虐殺」とも表現した。
(林檎社 ringosya.jp より抜粋)
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【殺人事件】米女性歌手、コンサート会場で銃撃され死亡
2016年06月11日 17:47 発信地:マイアミ/米国
米バーバンクでコンサートに出演した歌手のクリスティーナ・グリミーさん射殺される
米テレビ局NBCのオーディション番組「ザ・ボイス(The Voice)」に出演して有名になった歌手クリスティーナ・グリミー(Christina Grimmie)さんが10日夜、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のコンサート会場で銃撃され、
まもなく死亡した。グリミーさんを撃った男は銃で自殺した。警察が発表した。
グリミーさんはオーランドにある「プラザ・ライブ(Plaza Live)」で、音楽バンド「ビフォー・ユー・エグジット(Before You Exit)」と共演した後、サインに応じるために会場に残っていたところ、男が歩み寄ってきて撃たれたという。
警察によれば、グリミーさんの兄弟がすぐに容疑者に飛びかかったが、容疑者は銃で自殺した。
(AFP-Webニュースより抜粋)