大学入試センターが2018年1月13日と14日両日に全国で一斉実施をする大学センター試験の志願者数を発表しました。前年度より増加をして約58万2千人が受験する予定とのことです。この内、高校の現役生は約47万人で受験生全体の8割を占めています。過去に多い年には70万人の大学進学者が受験したこのテストも、今回のテストを最後に、来年以降は受験者数が減少すると予想されています。
海外に留学して今年外国の高校を卒業したアメリカ高校卒業生、カナダ高校卒業生、オーストラリア・ニュージーランド高校修了者も、日本の国公立大学や難易度の高い学部進学を目指す生徒はこの試験を受験して大学に進みます。海外からの高校留学帰国子女は、今年の夏から秋に開催された「帰国生特別選抜試験」で多くの生徒が進学先を決めていますが、広い範囲の大学学部を希望するケースでは、例えば、医学・薬学・理学・工学系の大学を目指す帰国生は大学センター試験方式での出願になります。
ところで大学入試センターは、2020年に現在のセンター試験に代わる「大学入学共通テスト(仮)」に移行されます。この新方式のテストは先月、トライアルで模擬試行調査の問題を公表しています。興味のある方は毎日新聞のサイト(https://mainichi.jp/ch171294103i/)にサンプル問題と正答が掲載されているので参照して下さい。英語の試験に関していうと海外留学生には有利な試験ですが、国語、数学両科目は充分な事前学習を行わないと高得点は難しくなるでしょう。
投稿者「acenice」のアーカイブ
英語で”狂言"広島で留学生と
留学生や外国の方々に、広島市で開催される日本文化紹介セミナーの案内です。
国際活動の催しの一環として、今回のテーマ「狂言」を在広島県の外国の方や留学生に知って頂く企画です。広島市は、現在まで様々な国際交流が催されてきました。「日本の漫才を英語で語る」「広島の歴史を英語で語る」「広島スポーツ文化を外国の方に紹介する」「宮島の裏町歩きを留学生と一緒に」など、多くの外国人の方が参加されました。案内役は、ひろしま通訳・ガイド協会所属のガイドボランティアや、高校生、大学生有志の皆さんです。
今回、留学生などのゲストに紹介する鑑賞会は 茂山狂言会公演の日本の伝統文化「狂言」。会場はアステールプラザ中ホールにて、2017年12月7日の昼の部公演です。演目は「贖罪人」です。鑑賞会の前に、レクチャーを行って外国の方に詳しく解説されます。その他演目は「福の神」「太刀奪」「武悪」など狂言では有名な題目です。
参加条件は英検2級以上、あるいは同程度の英語力が必要です。中学生以上の方が参加できます。当日は、アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人など英語圏の留学生に加えて、フランス、イタリア、スペインの留学生や、フィリピン、インド、マレーシア、中国などの国籍の方も参加される予定です。
国際交流は身近なところからスタートしましょう。
日時:11月10日、17日、24日、12月1日 午後18:30~
場所:JMSアステールプラザ
主催:(公)広島市文化財団
電話:082-244-8000
カナダ留学フェア–東京・大阪
「カナダ留学フェア2017年秋」がいよいよ開催されます。色々な目的を持った留学生が集まり、多彩な学問を学べる国カナダ。小学校、中学校、高校への留学から、大学・大学院留学まで多くの海外生活の体験機会が準備されています。さらにはワーキングホリデーも大人気です。
今回はカナダ全土から120以上の語学学校、カレッジ、教育団体が集まり、特別ブースで各学校の担当者とも直接に話ができます。さらに多彩なカナダ教育セミナーでは、カナダの教育制度や留学生の体験談などを聞くこともできます。
これからカナダを留学先に考えている方は、この留学フェアに参加することで、実際のカナダ生活をイメージすることができます。各種の資料やパンフレットも持ち帰りが自由ですので利用したいものです。
今回は、東京、大阪のみで開催されます。残念ながら広島、福岡、札幌、名古屋では開催されませんが、ぜひこの機会にカナダ留学の情報収集をされることをお勧めします。
東京会場:カナダ大使館
東京都港区赤坂7丁目3-38
日時:11月2日(木)3日(金・祝日)
午前11:00~午後17:00
大阪会場:梅田センタービル16F
大阪市北区中崎西2丁目4-12
日時:11月5日(日)
午前11:00~午後17:00
入場は無料です
来場者には素敵なプレゼントがあります(特製デザイン・エコバック)
詳細のお問い合わせは、エース留学センターにお尋ねください。
留学セミナーが各地で開催
東京、広島、名古屋、大阪、福岡、仙台、札幌で、ワールド留学フェア(留学ジャーナル社主催/各国大使館協賛)が10月15日から22日までの期間開催されます。日本の文部科学省、民間留学協議団体、さらには、各国の大使館の国際文化交流推進の気運のもとで、近年ますます広がりを見せている各種の留学について見識を深めるチャンスになります。
この留学フェア当日は、「基礎から就職までを知ろう」と題されたセミナーも開かれます。留学の知識がゼロの方でも、基礎から詳しく海外の教育制度などを学ぶことが可能ですのでお勧めのプログラムといえます。さらに留学から帰国後の就職の現状などがわかるので、留学の示す意義そのものの全体像をつかめます。興味のあるセミナーで最新の情報を手に入れてましょう。
海外の学校独自ブースも開設されるので、現地の担当者と話をして最新でナマの声をきけます。語学学校、専門学校、短大や総合大学、カレッジなど11ヵ国から来日された学校関係者の方々と直接に話ができるのがポイントです。現地の留学生活情報が得られ、さまざまな学校を比較できるチャンスになります。
留学について、分からないことがあればカウンセラーに相談しましょう。あなたに最適な留学プログラムの提案や、手続きのアドバイスがあります。まずは知ることから、夢の扉を開きましょう!
ラスベガスでまたも事件発生
2017年度アメリカ高校生留学プログラムへの参加者が成田空港を出発して、わずか2ヶ月目となる今月、アメリカのネバダ州でまたも銃を使用した大事件が発生しました。9月には、ワシントン州の高校で、去年はフロリダ州のオーランドで銃による犯罪が起きたのは記憶に新しいところです。
いきなり、映像とともに飛び込んできたアメリカの「ラスベガスで起きた銃撃事件」ニュースでは、被害者の合計は400名を越える可能性があるとのことです。日本人の旅行者や、留学生の犠牲者は現在の処いないとの報道です。2016年に起きたフロリダ銃乱射事件では、被害者が49名でしたが今回はそれを超える犠牲者の数で、子供も被害になっている模様です。
過去には、アメリカの高校や大学構内で発生した銃による事件。これだけ繰り返されるのに、どうして銃規制を強化できないのか日本人の私たちは不思議に思ってしまいます。アメリカは人種の坩堝で、移民の歴史が国の歴史とされています。そういう経緯から、多様な思想、主教、道徳観を持った人々が暮らしていることから日本に比べて事件が起きるケースが多く、犯罪が銃を伴うために、今回の事件のように凄惨な結果をもたらすことが多いようです。
ヨーロッパでは、爆弾を使用したISによるテロ活動が頻発して、さらに銃を使用した事件もフランスやドイツで起きています。各国の銃や武器の規制は、その国の内政かかわることだとしても、多くの留学生や旅行者が、それらの国を訪れる以上、できる限り安全な社会を実現する義務が各国の政府にあると考えます。
海外に留学や観光で渡航する私たち日本人は、特に危険といわれる地域を避ける旅程の徹底管理と、自己による責任ある行動で安全を確保するしかないという現実を受け入れた対策をとらないといけないのが現状のようです。
ラスベガスの事件で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、怪我をされた方々の早い回復をお祈りするものです。
10/2(月) 20:44配信 毎日新聞ネット版
<ラスベガス銃乱射>警察「米史上最悪の死者数」
◇「58人死亡、515人負傷」 トランプ氏が4日に現地入り
【ロサンゼルス長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろ、中心部のホテルから隣接するコンサート会場を狙った銃撃があり、地元警察は2日朝、聴衆ら58人が死亡、515人が負傷したと発表した。容疑者は男1人で、発砲していたホテル内の客室に警官が突入した時点で自殺していた。警察は「銃乱射事件としては米史上最悪の死者数」としている。
警察当局によると男はスティーブン・パドック容疑者(64)で、単独犯と見られる。犯行当時、ライフルなど銃10丁を保持。ラスベガスの北東約130キロのメスキート在住で、地元警察は家宅捜索で銃器や弾丸を発見したと明らかにした。
トランプ米大統領は2日、ホワイトハウスで事件を「極めて邪悪な行為だ」と非難し、犠牲者の支援を約束し4日にラスベガス入りする意向を示した。
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)系のアーマク通信は2日、「ISの兵士が実行した」とする事実上の犯行声明を出した。この中で、容疑者は「2~3カ月前にイスラム教に改宗した」とも述べた。しかし、米連邦捜査局(FBI)は、容疑者と外国のテロ組織とのつながりを否定した。
警察などによると、パドック容疑者は9月28日から市内中心部のホテル「マンダレイ・ベイ・リゾート・アンド・カジノ」に宿泊。事件当夜は32階から、約400メートル離れたカントリーミュージックの野外コンサート会場に向け自動小銃と見られる武器を連続して発砲。会場には約2万2000人の聴衆が集まっていた。
ソーシャルメディアに投稿された現場の動画によると、演奏中に発砲音が聞こえ始め、しばらくして「伏せろ」などと叫ぶ声が響いた。米メディアによると、歌手らにけがはなかった。会場周辺は多数の人々が走って逃げ、パニック状態に陥った。警察は発砲場所を突き止め、部屋のドアを爆破して突入したが、容疑者は死亡していたという。
事件を受け、ラスベガスのマッカラン国際空港は一時、飛行機の発着を停止した。現場のホテル付近は警察が封鎖した。
ラスベガスは「ギャンブルの街」として知られるが近年はショーや買い物を楽しむため、日本人を含む多数の外国人観光客も訪問する。在サンフランシスコ日本総領事館によると、現地時間2日未明の時点で日本人が今回の事件に巻き込まれたとの情報はない。
広島の高校生は野球好き
高校留学を準備中の高校生を集めて、アメリカ高校交換留学ガイダンスを広島市のエース留学センターで開催した敬老の日の9月18日、その日の午後に突然、八丁堀交差点の付近で大きな歓声が上がりました。甲子園球場で開催されていたリーグ戦に地元のプロ野球チームが勝利して優勝をしたとのことです。
そこで、この留学ガイダンスに参加しているメンバーの国泰寺高校、舟入高校、女学院高校、なぎさ高校、山陽高校の高校生と優勝をお祝いする本通りの人混みの中に出かけることにしました。既に並木通り、中央通り、そして紙屋町方面まで赤いユニフォーム姿の人であふれ返っていました。高校生たちも、さっそく人々の長い列に並んで、祝勝ハイタッチの行列に加わりました。
ところで、私自身は横浜で生まれで進学先の高校も大学も横浜市、生粋のハマッコです。プロ野球は横浜DENAベイスターズの筒香選手、サッカーは横浜F・マリノスの中町公祐選手の大ファンです。今は、留学のカウンセラーとして広島で過ごすことも多いのですが、広島でプロ野球を観戦するときは、マツダ・スタジアムのビジターパフォーマンス席側からベイスターズを応援しています。ベイスターズは、監督がアレックス・ラミレスさんで、その人柄通り「明るく陽気で、国際都市横浜に相応しいチーム」だと思っています。
しかし、広島に来ると、とにかく市内が赤い色が多いのに驚きます。広島駅前から出るタクシーや市電にも赤のものがあれば、赤い地元プロ野球チームのユニフォームで仕事をしている店員さん、会社員さんもいて、これがこの町の個性ということで納得しています。
もう一度申し上げますが、私は、横浜DENAベイスターズのファンです。
米ワシントン州の高校で事件
昨日のYahooニュースで、アメリカのワシントン州の高校で、男子生徒が銃を発砲して、学生1人が被害にあって死亡したと伝えられました。
この事件が起きたのは、自然が豊かなワシントン州のロックフォードという町のフリーマン高校です。ロックフォードは、ワシントン州とアイダホ州の境にある内陸部の人口が3000人程の小さな町です。事件は、9月13日の午前中に起きたとのことで、銃を持ち込んだ男子生徒が高校の校舎内の廊下付近で発砲して、それを止めようとした男子生徒1人が死亡し、それに加えて女子生徒3人が重軽傷を負ったと報道されています。
実は、このフリーマン高校には、以前アメリカ高校生交換留学プログラムに参加した日本人生徒が留学したことがあったので、驚きを隠せませんでした。ワシントン州は、高校留学生を受け入れるファミリーが多く、特に内陸部の町々には、少なからず交換留学生が滞在をしています。
今回の犯人である銃を発砲した高校生は「過去に、アメリカ国内の学校で起きた多くの銃撃事件に関心を示していた」と話をしており、最近までの銃犯罪の青少年に与える影響が懸念されています。度々繰り返されるアメリカの高校で起きた銃犯罪事件の悲劇に「より厳しい銃の規制が必要だ」という全米の人々の叫びが聞こえてきそうです。
高校生を英語で育てる
つい先日、広島のローカルテレビ番組で、留学と国際活動が盛んなことで有名な地元の高校をアナウンサーが訪れて、その高校の国際科の生徒にインタビューをするという番組が放送されました。
その番組内で、「あなたは将来どんな職業に就きたいですか」、
「あなたの高校の特徴は何ですか」という質問に続いて
「あなたの街の自慢は何ですか」という質問に対して、アメリカの高校留学を目指しているという女子高校生がすかさず、
「スポーツで夢を見られること。広島には、全国に誇れる野球チームやサッカーチームがあることが自慢です!」と答えました。その高校生は、地元の名門校である「広陵高校や県立皆実高校」の名前を含んで話をしました。
ところで、広島のプロ野球チームですが、将来有望な若い選手が懸命のプレーで活躍をして、ファンの人々に大きな感動や希望を与えています。最近は、全国的にもファンが増えてきました。この球団には、高校卒業後に入団してきて、練習と努力を重ねてレギュラーを目指す選手も多くいます。実際に、チームの中心打者が何年か前まで高校生だったという20才そこそこの才能豊かな若者であることが、ファンにとって大きな魅力になっています。
さて、高度な英語をマスターして活躍するのも同じことで、今訪れた国際時代に、英語を駆使して世界という大きなステージに立つのは、それは夢であり、希望であり、目標であるとえます。英語や留学においても、大きな成果を出すのには地道な勉強を続けることが大事です。
何事に対しても適応性に富む中学生、高校生、大学生の時にこそ、英語に親しみ、海外を訪れ、留学や外国での研修を積み成長をすることは、留学生本人、英語学習者本人、それを支える先生や家族の方々にとっても感動的なことだと言えるでしょう。
ところで、このブログを書いている私と私の家族は横浜ベイスターズの熱烈なファンです。来年は優勝目指せベイスターズ!!
写真は広島市のバイクナンバープレート
毎日新聞デジタル提供 2017-9-6版
SATは高校留学に役立つ-2
SAT(エスエイティ)は、米国内では1年間に7回実施され、繰り返し受験をすることが可能です。アメリカ以外は、通常は年6回になることが多いので注意が必要です。SATスコアに有効期限はありません。
テストは紙ベースで実施されます。各科目ともマークシートで解答、Writingのエッセイ(小論文)は解答用紙に鉛筆で記入します。
テストの数はCritical Readingが3テスト、 Writingでは文法2テスト、エッセイ(小論文)1テスト、Mathが3テスト、これに加え得点にならないテストが1つあり、合計10テストを約3時間かけて解答します。アメリカの高校生向けなのでTOEFLよりかなり難しい内容なので、留学生は高いスコアを取ることは難しいのが状況です。
●論理読解問題
23問程度で25分セクションが2セット、19問の20分セクションが1セットの3セクションがあります。短文の読解問題と長文の読解問題、空欄補充の文章完成問題が出題されます。
●ライティング
文法や解釈に関する選択問題は、35問の25分セクションが1セット、14問の10分セクションが1セット行われます。筆記による小論文(エッセイ)は1問25分セクションです。選択問題では文章の間違いを訂正するよう求められ、間違いがあれば適切な修正をするか、間違いがなければそのままにする選択をします。
●数学
18問の25分セクションが1回、20問の25分セクションが1セット、16問の20分セクションが1セットの、3セクションが行われます。選択式または回答塗りつぶし式です。テストは、関数、指数、統計などの分野から出題されます。代数、幾何学、方程式、グラフの一定理解力が必要です。
◎SAT Subject Tests/SAT II形式
SAT Subject Testsは、科学、社会、語学など5分野・20科目のテストがあります。大学が指定した科目を選択して受験します。
各科目とも試験時間は60分で、選択式のマークシート方式です。アメリカの高校教育の内容に基づいた試験ですので、日本人の生徒にはかなりの困難がある試験だと言えます。従って、受験前に、英語で各教科を学んでおくことが大事です。
SATは高校留学に役立つ-1
SAT(エスエイティ)は、アメリカの大学進学共通試験 Scholastic Assessment Test:SATを示します。SATを「総合警備保障会社」の略称と勘違いする人がいるようですが、これはアメリカで有名なテストの事で、日本の大学センター試験と同様に米国で大学進学を希望する高校生にとっては必須の学力テストです。SATの結果で、どの大学に入学できるかが決まる真剣勝負の試験で、年間を通じて複数回開催されます。
SATは、SAT Reasoning Test(SAT I)と、SAT Subject Test(SAT II)の2種類があります。通常SATは、SAT Iを示します。日本の大学受験をAO出願する際に求められるのもこのSAT Iです。SAT Reasoning Testでは リーデイング問題、文法とエッセイ問題、数学の3教科があります。それぞれが200点~800点で換算され、合計2,400点満点(最低が600点)で評価されます。1800点が標準点(目標点)で、それ以上を目指してアメリカ人高校生は就学しています。
SAT Subject Testsは、文字通り「教科試験」で、いろいろな教科の科目別テストです。英語、歴史/社会学、数学、自然科学、語学の5分野、20科目の中から、1回の試験で最高3つまでのサブジェクトを受験できます。各テストはSAT Reasoning Testと同じで、各200点~800点で評価されます。(通常、SAT Subject Tests では希望する大学が学部に応じて科目を指定します)