TOKASAN-Hiroshima

広島市の三大祭りのひとつとして有名な「とうかさん」が、2016年6月3日(金曜日)~6月5日(日曜日)に開催されたので、外国人スタッフと一緒に浴衣をきて町に繰り出しました。広島市中区中央通り沿いにある圓隆寺の稲荷「とうか大明神」の祭礼とされて、法華経の守護神である稲荷大明神を音読みで「とうか」と呼んだことからこの名称がついたと言われています。
「とうかさん」は毎年6月の初め、梅雨入りの時期に開催されることから、広島地方の浴衣の着始めのまつりとされており、この大祭期間中は、浴衣姿の参拝者で賑わいを見せます。近年は、広島在留の外国人の方が増えたせいか、さらに外国からの旅行者が増えたせいか、多くの外国人の方々を見かけるようになりました。
あいにく、6月3日と4日は雨が降り続いたので、せっかくの浴衣が濡れてしまいましたが、それでもアーケード街側の夜店で綿飴や、焼きイカを買って、ワイワイと仲間と楽しく過ごすことができました。 これから1ヶ月は梅雨になり、雨の時期が続いたあと、いよいよ7月から本格的な夏が訪れます。夏は高校留学の季節、これからアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドへ出発する生徒さん、楽しい夏を世界で過ごして下さい。
tokasan

オバマ大統領-広島へ

peace2016年5月27日夕方、アメリカのオバマ大統領が、広島を現職のアメリカ大統領として初めて訪問して、平和記念公園で献花をしました。その時の演説では、原爆の被害に思いを寄せる話をしました。被爆者代表と話をし、握手をして、言葉を交したのは印象的でした。
演説では、71年前の広島市民の犠牲者への思いや、 韓国、北朝鮮人の方々、そして捕虜として被爆した米国人の方々についても言及しています。この演説は15分間以上の長いものでした。「10万人を超える日本の男性、女性、子どもたち、何千人もの朝鮮人、数十人の米国人を含む死者を悼む」という言葉は意義のあるものでした。
オバマ大統領が広島平和公園に到着して過ごした52分間には、安倍総理や外務大臣(広島地区選出)の岸田外相らの出迎えを受けて、広島平和記念資料館を視察されました。訪問者帳に、アメリカ大統領としてサインをして言葉を残されています。
広島市民は、オバマ大統領が広島ヘリポート(元:広島西飛行場)から平和公園に向かう沿道で、好意的なムードで出迎えをました。被爆者の方々を思えば、複雑な思いもありますが、未来に向けて広島の人々はしっかりと平和の意義を考えながら生きていこうと考えたように感じました。
平和を願うシンボルである原爆ドームを背景にして、アメリカ大統領が演説をする日が訪れたことを嬉しく思います。

BABYMETAL の成功

今、何かと話題のBABYMETAL(ベビーメタル)。日本のメタル・ダンスユニットとして、話題を集めて、現在世界で活躍中とのことです。
実は、このグループの活躍を知ったのは、ニューヨーク在住の知人シェリー・エバンズさんからでした。「日本人のビジュアル・バンドのBABYMETALのコンサートがNew Yorkであるので、今度行くのだけど、日本での彼らの活躍はどうですか?」とメールが来ました。はてさて、広島出身のPerfumeは知っているけど、CMで話題のキャリー・パミュパミュさんは知っているけど、と考えていたら、テレビの歌番組「ミュージック・ステーシォン」にBABYMETALが出演されました。ボーカル担当のセンター SU-METALさんのパワーのある歌声、サイドの女性のよく揃い切れのあるダンス、そして、オリジナリティ溢れる曲(曲目は「KARATE」でした。)、それに、テクニック抜群のバンド(「KAMI BANDといわれるトップ・ミュージシャン・バンドだそうです。)これだったら、アメリカ・ビルボードやイギリスの音楽チャートにランクインしても不思議ではないと感じました。メンバーはまだ10代というのには驚きました。若者は可能性の固まりです。誰でも、世界の中心に立てる可能性を持っています。明日に向かって若い方々にぜひチャレンジをしていただきたいと思います。がんばれ、BABYMETAL!
babymetal-cd

熊本地震=ボランティア活動 

2016年4月14日に熊本地方で、震源の深さ11km、マグニチュード7の地震が発生しました。熊本県の益城町では震度7を観測したとのことです。
それ以降、地震は何度も繰り返し、震度一以上の揺れの地震を数えると、今日まで800回の地震が発生したと言われています。
地震は、大分方面にも広がり、温泉で有名な湯布院にも被害をもたらしています。
この地震に日本中の人々が支援に乗り出しました。広島県でも支援金、義援金の募金活動が開始されて、さらに人的支援が組織されています。
5月のゴールデンウイークに向けて、広島市や県の職員、公共団体、各種のボランティア団体、大学の学生たちが熊本に向かってボランティアに出発しています。
日本では、阪神淡路大震災、東日本大震災の経験を経て、被災地を支援しようとする人たちのボランティア活動が広く組織化されてきました。広島市でも、平成26年の広島土砂災害の時に、多くの方々のボランティアの支援に支えられました。
そして、ボランティア活動に熱心な、アメリカ人、イギリス人の外国人ALTの有志たちが国際ボランティア・サポーターとして熊本に出かけていきます。広島から博多までバスで行き、一泊して、博多の友人の自動車で熊本まで明日移動する計画だそうです。現地では、おもに子供たちの世話をしたり、荷物運びをするとかで、事故や怪我なくゴールデンウイーク明けに広島に戻ってくることを期待しています。がんばれ、ステーブ、ボニー、マーク、セイモア、ティム!
gaikokujinn

産地表示と学歴表示

今回は、個人的な話のブログになります。
友人の吉田俊昭さんと昨日、渋谷(詳しくは円山町)で食事をする機会がありました。神和駅近くの和食店の予約が取れたので、そこで19時に落ち合うことになりました。その店は、和食の名店といわれるところで、出される料理には原材料に産地が明記されています。例えば、宮城県産のわかめ、鳴門産の昆布、明石産のたこ、広島産の牡蠣というふうに、全ての料理は、食材が直送されてきた産地がメニューに示されていました。
そこで、学歴を偽ったというスキャンダルで注目されているショーン川上氏の話がでてきました。
吉田さんは「学歴というのは、自分の古里や産地のようなものだ。例えば、ショーンさんが、単なる経営コンサルタントといっても東京ではだれも信用しないが、どこから来た(どこの大学を卒業した)のか、そしてその大学が名門大学であれば、顧客となるクライアントは安心するんじゃないか。」と話しました。「東京で1番は、多くの場合日本で1番。どのようなビジネスでも東京は競争が激しいので、学歴を偽って箔を付けている人や企業はあるんじゃないか。」と付け加えて話しました。
「例えば、今食べてる牡蠣は産地が分からない牡蠣でなくて、今日の朝広島湾の浄水域で取れた牡蠣です、と表示すると、それを食べる者に安心感と付加価値を与える。ハーバード大学、ましてそこの経営大学院を卒業した経営コンサルサルタントなら、相当のアピールがある。」という話には確かに納得が出来ました。皆さんはどう思われますか。

ショーンK氏の学歴問題

最近のテレビ番組で、学歴を偽っていたというDJ&ナレーター、ショーンK(ショーン・マクアードル・川上)さんが週刊誌でクローズアップされているという報道がありました。このニュースには「芸能の世界に生きる人の表現のひとつだ。」「公的な仕事をする人として嘘はいけない」など多様な意見があるようです。ご本人の責任は別として、この件では社会全体としての日本人の学歴コンプレックスにも一因があるように思えてなりません。
外国の大学を卒業していると「英語が話せて、国際性に富んだエリートだ。」と考える風潮が私たち日本人の底辺にあるようです。その風潮に乗ってか嘘をつくことになったシヨーン川上さんは、ある意味で犠牲者かもしれません。
事実として、日本のトップ大学である東京大学でも、世界の大学ランクでは18位程度の位置づけで、世界100位内の日本の大学は、東大に加えて京大がなんとかランクインしているのが現状です。世界ランクの上位校には、米国ハーバード大学、MIT、英国ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、フランスはパリ・ソルボンヌ大学など名門大学が名を連ねています。
しかし、このランク付けは、アメリカやイギリスの教育機関評価団体や、ヘラルドなどの新聞社が世界の大学の査定を行ったものなので、国際言語とされる英語系とフランス語系の大学群はひいき目(西洋型の査定基準によるため)に評価されている可能性が否めません。個人的意見として申せば、国際的に有名な大学卒業歴であっても、それだけで人を判断するという風潮は改めるべきだと考えます。
ショーン川口さんは、実際は熊本の高校を卒業されていたとのことですが、そのバックグラウンドで、大企業の経営計画に係わったり、投資のコンサルテイング、さらには報道ステーション番組内で、政治や社会問題の評論を行われたのは一定の評価に値するといえるでしょう。

お年寄りは国の宝

最近のニユースでは、元読売ジャイアンツの清原選手の事件と、老人ホームの介護士の事件が頻繁に伝えられてきます。テレビや新聞などのメディアでは、これらは何れも深刻な問題として毎日詳しく報道されています。
「お年寄りは国の宝」と表現されたことが昔ありましたが、現在65歳以上の人口が激増する社会環境の中で、お年寄りの支えとなる老人介護ホームのスタッフの方々の労働負担は大変なものになっているようです。
誰もが年老いていくと、最後は歩行困難、寝たきり、または認知証などになる可能性が高く、自宅生活が困難にななった時点で老人ホームのような社会福祉施設にお世話になると思います。
年齢を重ねると、どうしても物覚えが悪くなり、人や場合によってはアルツハイマー病や認知症になることもあるのでしょうが、「ピアノを弾く老人、手作業をする老人、英語を話す老人」は、記憶に係わる脳の病気が起きにくい、あるいはこれらの病気になっても進行が遅いという話を聞いたことがあります。
英語が得意な青年の皆さんは、ぜひ英語・英会話をこれから極めて「バイリンガル」を目指して下さい。そうすれば、脳の老化を抑えることができる可能性があります。どうであっても、これから大人となって年を重ねていく皆さんには、健康で豊かな老後を送っていただきたいものです。
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帰ってくる「鉄腕アトム」

アメリカの高校留学生から、メールで日本の有名なアニメーシヨンがアメリカで実写化されるという連絡が入りました。海外では Astoro Boy (アストロボーイ)として有名な「鉄腕アトム」が、ハリウッドで実写化されると報道があったようです。
日本でも時を同じくして、ネットニュースで、ロゴ・ムービーを企画したオーストラリアのアニマル・ロジックエンタテイメントによって映画化される予定があると報道されました。製作は、かの有名なザレー・ナルバンディアン、ジェイソン・ラストと、マイク・キャラハン、ルーベン・ライバーなど実績有る製作者がかかわるようです。
ところで、過去にも日本のアニメーシォンを海外で大がかりな実写化をした例がたくさんあります。ドラゴンボールもその一つですが、この時は話題が先行して一定の興行成績をあげたものの、大成功に至ったという感じではありません。アニメのキャラクターのイメージが既にできあがった後で実写化となるので、制作側としては、原作に似せるのか、それとも異質なキャラクターで映画を作るのか、映画企画として迷うところでしょう。
原作は、アトムが人類のために自分を犠牲にして、正義の子として、ラストシーンで太陽に向かって突入していった覚えがあります。こういう自己犠牲を美化するストーリーが外国文化に受け入れられ拍手喝采となるか心配です。
それでも、かわいいアトムが銀幕に出てきて、空を飛ぶことを期待します。

ジャパネットたかたさん

英語・英会話が上手で、背が高くハンサム。独特の甲高い声のナレーションを聴いてる者が買い物をしたくなる「ジャパネットたかた」の高田社長が、テレビ・ショッピングの出演を今月で終了されたことは残念なことです。
私は、深夜にテレビをつけっぱなしにして仕事をすることが多い癖があるので、深夜番組でスタートしたこのテレビ・ショッピングには、少なからず思い出があります。そして、やはり数ある中からテレビ・ショッピング番組といばジャパネットたかたが好きです。
私は、横浜出身なので、20数年前にテレビ神奈川で初めてジャパネットたかたの放送を見ました。東京側では、テレビ東京で放映されてました。最初の頃は、確か、ダチョウクラブがゲストで出演されて、健康器具や家電製品の使い方をレクチャーしながら、高田社長が楽しそうに商品をテレビで販売していました。
商品を紹介した最後に、高田社長が値段を言うと「そんなに安くて、いいんですか、社長!」とダチョウクラブがつっこみ、高田社長が「いいんです。ジャパネットは、さらにおまけをつけます」と言うと、「本当に、本当に、いいんですか?」と、きり返す絶妙のやり取りを覚えています。
この頃、高田社長はひとりで他のタレントと掛け合う形のテレビ・ショーとして、エンターテインメント性を持つ番組として30分の枠で進行していたように思います。
ところで、テレビ・ショッピング先進国アメリカでは、こういうショッピング専門の24時間放送チャンネル・ケーブルTVが30年以上前から既に普及しており(近年は日本でも普及が行き渡りました)、そこから何人かの個性的なキャスターや会社関係者名物MCが生まれたのは知られたところですが、日本でもバーナルの太田社長(故人)、アスカの南部社長、そしてジャパネットたかたの高田社長の個性と魅力は、見ている者を惹きつける力があります。
見渡してみると、現在も含めてテレビ・ショッピングには、有名タレントが多数出演するものや、通販会社独自のキャラクターが司会を務める番組などもあります。しかし、佐世保という九州の中都市から、自分の個性だけで日本中に勝負をしかけて成功し、時代を駆け抜けてこられた高田社長の出演作を超えたものは、私の意見ですが、少なかったように思います。
ひとつの時代を作られた高田社長、お疲れ様でした。どうぞ、いつまでもお元気で。
写真は佐世保の商店街。ジャパネットたかたとは関係有りません。
sasebo

恐れることを恐れるな、進め。

テレビのCMでクローズアップされていた、元日本代表サッカーチームの名監督イビチャン・オシム氏の言葉「恐れることを恐れるな、進め。」は心に残る名言です。
さて、昨日1月27日に、中東のドーハで「サッカーU23日本代表のリオデジャネイロ・オリンピック・アジア予選大開」の準決勝イラク戦が開催されました。後半終了間際、しかもロスタイム残り1分というところで原川力選手が劇的なゴールを決めてこの試合に2対1で勝ちました。
手倉森監督率いる 彼ら23才以下のサッカー日本代表チームは、これで6大会連続のオリンピック出場を決めた訳ですが、この世代チームとしては3連敗中だった困難な相手に打ち勝つことができました。同監督は「厳しいと言われる中で、自分たちが可能性を信じてがんばりました。」と試合を振り返っていました。1月30日にカタールと韓国の勝者と決勝戦で対戦する予定です。日本のライバル韓国ナショナルチームがきても、カタール代表チームがきても相手に不足はありません。
サッカーの試合でも、英語の試験でも、自分自身の普段の努力を信じて最後まで頑張ることが大事です。難しい英語の問題でもあきらめない。分からない英語・英会話の難問でも最後まで食らいついていくスタンスが、英検、TOEICテスト、TOEFL iBT、IELTS、大学入試、国連英検にも大切だと思います。
がんばれ日本の若者たち。国際的な視野のもとで夢を大切に、未来に向かって突き進みましょう。
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