カナダからニュースが飛び込んできました。カナダのサスチカワン州、カルガリー市から700キロのところにある田舎町ラロシュのスクールで1月22日に銃の乱射事件が起きたとのニュースです。
犠牲者は死者4名を含む13人程度とのことです。容疑者は17歳の青年らしく、銃規制のあるカナダでの出来事なので驚きを隠せません。
隣国のアメリカでは、銃を使用した事件が度々起きてきました。時として大学の構内や、高校内でも起きています。また、子供が親の銃を触っていて暴発した事件も報告されています。昨年も銃による事件が発生したばかりで、そのときはオバマ大統領がテレビで銃の規制にかかわる規制方針を示す演説をしました。
カナダでは過去に銃犯罪は起きてはいるものの、アメリカと比較すると極端に少なく、今回は特に未成年者の犯罪として、国際会議で外遊中のトルドー首相も驚いています。トルドー首相は、スイスで緊急記者会見を開催し「すべての親にとって、この事件は最悪の悪夢だ。」とアナウンスしました。
カナダは、都市部を除いて人口が数千人程度の小規模な町が多く、今回の事件が起きたラロシュも、人口2千8百人位の町と発表されています。住人の多くはファスト・ネーションという先住民が占めているとのことで、お互い同士をよく知った者同士の間で起きた重大事件として注目されています。
犠牲者の方のご冥福をお祈りするとともに、安全な国カナダであることを望んでいます。