2016年11月20日のインターネットでのニュース速報で、南米のコロンビアで日本人大学生が命を奪われたとの報道がありました。留学生の方々は注意して現地留学生活を送って下さい。ニュースの内容は以下の通りです。
【NHKニュース11月20日インターネット版より】
南米コロンビアで今月19日に日本人男性が殺害された事件で、地元の警察が氏名を公表した被害者の男性は、千葉県船橋市の一橋大学の学生、井崎亮さんであることが大学などへの取材でわかりました。大学を休学する際、「国際協力の実情を知るため発展途上国を中心に世界各地を回りたい」という抱負を大学側に伝えていました。
この事件は、コロンビア中部の都市メデジンで今月19日、日本人男性が銃で撃たれて殺害されたもので、地元の警察はパスポートの情報などから、被害者の男性は22歳の日本人、イザキ・リョウさんだと明らかにしました。NHKが大学などへ取材したところ、この男性は千葉県船橋市の一橋大学の学生、井崎亮さん(22)であることがわかりました。
大学によりますと、井崎さんは社会学部の4年生で、ことし4月に休学し、発展途上国を中心に世界各地を旅行していたということです。大学を休学する際、提出した書類には「国際協力の実情を知るため発展途上国を中心に世界各地を回りたい」と抱負が記されていました。家族は、今後、現地に確認に向かうということです。一橋大学は「前途有為な学生が志半ばにして亡くなられたことは痛恨の極みであり、ご家族の皆様に謹んで哀悼の意を表します」とするコメントを出しました。
今回の出来事は、犠牲者が若い日本人の大学生の方なので、本当に痛ましい事故です。被害者の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
これから海外留学をする方々はの海外の安全対策としては「滞在先の国の情勢と治安を事前によく調べる」ことが必要です。そして、少しでも危険といわれる場所には近づかないようにしましょう。ブランド品などの高価なものは持ち歩かないようにして、電子機器や財布といった貴重品を持ち歩く際は外から見えないようにすることが大切です。「万が一、強盗にあった場合には、犯人は銃や刃物などの凶器を持っていることを前提にして、命の安全を最優先に考えて、要求に応じ抵抗しないようにして下さい。現地生活に慣れた人は、滞在先の生活に自信が出てきて、警戒心が薄れてきます。しかし、犯罪に巻き込まれる可能性が常にあるという意識を持って安全対策をして下さい。
日本で海外旅行傷害保険に入っていれば、盗られた物品価値の価格が契約先の保険会社より支払われるので実際の損失はないので、留学生が自分の命に関わる行動だけは慎んで下さい。