先日、大阪の高槻市で中学1年生2名が殺害され死体遺棄された事件がありました。犠牲者となられた生徒さんのご冥福を心からお祈りします。本当にショッキングで残念な事件です。このような十代の子供たちが巻き込まれる事件というのは世界中でどのような頻度で起きているのでしょうか。同じ月に、アメリカのテキサス州で子どもを含む一家7名が殺された事件が報道されています。実際にアメリカでは、子どもを含んで年間の2万人以上が行方不明になっています。その中には不幸なことですが銃による子供の犠牲者が相当数出ているとの報告があります。先進国では子供が事件に巻き込まれることを防ぐのにはリスク・マネージメント、親による危険回避のための管理努力が重要です。それは、「夜遅く子供を外出させない、子供をひとりにしない、子供とのコミュニケーションを日頃から積極的に計る。」ことが基本になると思います。子供自身は「いつも慎重に行動する、知らない人に付いていかない。」ことが生活での基本になります。これは私たち大人も、外国旅行をする時にも必要なリスク・マネージメントのポイントです。すなはち、暗くなってからひとりで出歩かない、知らない人の車には乗らない、慎重に行動することなどが気をつけるべき事柄であることは間違いありません。