このブログを書いている私、田口義男は横浜の出身です。留学センターの高校留学プログラムやTOEFL、SLEPなどのカリキュラムを組み、西日本エリアでの留学ガイダンスをまとめるために現在は広島に赴任していますが、月の半分は横浜に戻っています。広島びいきですが、浜っ子です。今回は、横浜人の気質についてお話しします。
横浜の人々は自らを「浜っ子」と呼び、
「神奈川」出身とは言わず「横浜」出身と言います。神奈川の他地域とは異なることを主張します。同じ港町でも、神戸の人は「兵庫県出身」と言う方がおられるようですが、浜っ子は絶対に「横浜出身」と自分のことを言い ます。
実は、横浜市には市民誰もが知る市歌
があり、小学生以上は全員歌えます。横浜の6月2日の「開港記念日」は、日本にとっても重要な日だと横浜市民は認識しています。その独特の文化、歴史を愛するがゆえにプライドが高い、高すぎる!のが特徴です。浜っ 子は、1都3県の中で、「東京の次」と確信しています。
町も美しく、「古さと新しさ」が調和しています。横浜には古い建造物も保存されて
います。馬車道や日本大通りの辺りからみなとみらい方面を見ると、夜にはライトアップされた古い建物の先に、近代的な輝く夜景を眺めることができます。東京とお店やファッションも変わりません。遊びに行くにも住むにも最適な街で、この両方できる街は希少です。中華街などの観光スポットも多く、グルメレストランが揃ってます。横浜は日本屈指の港町なので、海を眺められる公園が多くあり、有名な山下公園のほかにもたくさんの公園や自然豊かな緑地帯があります。
もちろん、野球は横浜ベイスターズ、サッカーは横浜マリノスの根強いファンです。ただ、広島カープの選手とは個人的に交流があるので、広島カープが好きです。
Underdog-アンダードッグ
アメリカ人は Hero 「英雄」が大好きです。「スーパーマン、スパイダーマン、アイアンマン」など、強くたくましく、正義のもとで人々を救うアメリカンヒーローはアメリカの子供たちの憧れの的です。
しかし、その逆の「アンダードッグ」と呼ばれる不利な境遇の人たちが、努力して頑張り、すばらしい成果を見せると、New Hero として社会的に認め、活躍をたたえて拍手喝采を惜しみません。
“Underdog”=アンダードッグを辞書でひくと;
underdog【名詞】【可算名詞】
1.(試合で)負けそうな人。敗(北)者
用例 He always roots for the underdog. 彼はいつも勝ち目のないほうを応援する。
2.(社会不正の)犠牲者。敗残者。負け犬
用例 Help the underdog in society! 世の中の虐げられている人を救済しょう。
アンダードッグは、決して満足できる状況ではない、あるいは不利な状況にあるのに、アメリカに渡ってきて成功して最後に成功というアメリカンドリームを手に入れていく人のことをいいます。
1995年に、アメリカでは全く無名の野茂英雄投手がアメリカに単独渡って、メジャーリーグの名門球団ドジャースに不利な契約条件で入団して、大活躍をした事が「日本人アンダードッグの活躍」として当時メディアで大きく報道されました。その時には
“Tireless work ethic earned Nomo respect in majors”
The Nomo story conjures up the American Dream of the pioneering foreigner who arrives far from home, starts out as an underdog and member of a minority and works hard to make good. That is the philosophy that America …
と新聞で報道されました。
詳しくはこちらで→ http://www.japantimes.co.jp/sports/2010/10/17/baseball/japanese-baseball/tireless-work-ethic-earned-nomo-respect-in-majors/
そして2016年、近年の状況から考えると決して満足できる契約内容ではない中を、広島カープの前田健太投手が海を渡ります。
前田健太はマエケンと呼ばれ広島で愛されてきたピッチャーです。昨年12月には広島市内の小学校で野球教室に他の野球選手と参加して、子供たちを笑顔で指導していた姿がテレビで放送されていました。広島でのマエケンの見納めとなりそうです。
てんかん病と高校留学
突然発作を起こす「てんかん病」、英語では ”Epilepsy” と表しますが、この病気は発作症状を繰り返すもので、年齢、性別なく発病をします。てんかんは「脳の慢性疾患」とされて突然発生する激しい電気的な興奮発作症状が特徴です。てんかん発作時の症状は、大脳の電気的な興奮が発生する場所によって様々であり、けいれんで手足を曲げ延ばしする動作や、手足が突っ張って体を硬くする強直発作、特殊な行動を取るパターン、いろいろな症状があらわれる複雑発作など、その症状は極めて多彩と医療情報に記されています。
最近、この病気が増加する傾向にあるのか、てんかん病もちの高校生数名の留学相談を2015年に受け持ちました。そのうち2名の生徒さんは医師からの「薬を飲むことを忘れず自己管理が出来れば留学は可能」という診断書のもとで、1名がアメリカへ、1名がオーストラリアの高校に留学されました。残念ながら他の方は、医師の診断書により海外生活を控えるようにとのことでしたので参加できませんでした。
この病気の罹患者の海外渡航に際して問題とされたのは、日本の海外傷害保険の引受先がほとんど無いという事実です。アメリカの民間傷害保険会社のシステムでは既往症やてんかん病治療をカバーするものがありますし、オーストラリアも国の規定したこれらの病気に対応する公的保険があります。日本はAIU保険さんが一定の条件下で短期間に限定して傷害疾病の引き受けを検討するというものがありましたが、エース保険会社、東京海上保険会社での引き受けを可能とした保険商品はありませんでした。
将来の世界を担う若い皆さんには、健康問題や病気があっても、保険や社会の支援、受け入れ国の理解によって多くの海外渡航の機会があることを願っています。
TOEIC変更でのSLEPテスト
TOEICテストを主催するIIBC、通称TOEIC委員会は、TOEICテストを世界的な英語コミュニケーション能力テストとして充実するために、2016年5月29日の公開公式テストから新しい出題形式にすると発表しました。このテストには、英語・英会話の世界における、日常やビジネスシーンの英語によるコミュニケーション方法が反映されるものとなります。
TOEICテスト変更理由については、テスト研究・企画作成するETSのTOEIC担当セクションは、以下のようにアナウンスをしています。
「英語の使い方は日々進化、変化します。その劇的な変化に合わせて、テスト問題も進化し変化させる必要があります。TOEICテストが、現在使われている英語を反映し、そして受験者が必要とする英語のスキルを確実に測定するテストであるために、ETSでは、この度TOEICテストの出題形式を一部変更します」
このテストの出題形式一部が変更されることになりますが、検証を繰り返して行いTOEICスコアの算定要素が、出題形式の変更前後で変わらないことが既に検証されているとのことです。テストの難易度やテストの実施時間にも変更はないとされますが、受験者の再度では不安の残るところです。
このテスト内容の変更により、本年以降に、アメリカ公立高校交換留学制度、オーストラリア高校留学、カナダ高校留学、イギリス・ボーデイングスクール留学、ニュージーランド高校留学を目指す生徒の受験するSLEPテストの内容構成に影響がでることが予想されます。
大学センター試験の終焉
文部省が主催する「大学入試センター試験の改革」を審議する会議が12月22日に東京で開催されました。この会議では、現在の入学試験方式に代わる新たなテストの方向性が話し合われました。その意向によると、現在の大学入試センター試験を廃止して、平成32年度から新たに「大学入学希望者学力評価テスト」と改変するそうです。
その主な内容は、数学、英語、国語テストの解答をマークシート方式に加えて、記述式となる問題を導入するということです。英語試験では「聞く・話す・読む・書く」の4つの技能を測ることが検討されています。この英語テストのライテイング記述問題の例は、TOEFL IBTのライテイング独立問題に相違しているもので、制限時間内に200~300ワードで自分の意見をまとめて記述するというものでした。例題とすると、「あなたは、海外留学という制度が、国際社会の理解に役に立つという意見に同意しますか、しませんか?具体的な意見と理由を述べて、30分間の制限時間内に英語で記述しなさい。」というもので、生徒の英語の実力を計る試験としては相当に意義のあるものでした。しかし、この試験制度の問題点は、各受験生の解答を、どのように均一化して正しく評価するのか、さらに膨大な数の受験生の英語記述解答採点を短期間で行える優秀なスタッフを揃えられるかというところにあります。この採点システムの構築は不可能ではないとしても、優秀なスタッフを揃えて、採点評価マニュアルを完成するのには相当な時間がかかると思われます。
英語を母国語としない国々である中国や韓国を含むアジア諸国では、近年英語教育に重点が置かれるようになりました。日本でも、世界に通用する英語教育の充実が急がれていることはまちがい有りません。
オークランド・シテイに思う
今年日本で開催されているクラブ・ワールドカップ(W杯)で、12月10日に開催国代表としてサンフレッチエ広島が、オセアニア代表チームのオークランド・シティと開幕戦で対戦して2-0で勝利しました。
最初に申し上げますが、実は「横浜生まれ、横浜育ち」の私は、横浜マリノスのファンであって、サンフレッチエ広島のファンではありません。しかし、今年のJ1優勝チームの広島を日本代表として応援をしています。このチームの監督は、勝負感に優れた監督として尊敬しています。今年のサンフレッチエ広島は、私の予想では世界一勝てる可能性のあるチームだと思います。サッカーは攻めるチーム…攻撃型のチームが勝つとは限らないスポーツです。自軍に引いて守って11人全員がゴール前にずらっと並ぶと点を取るのが極めて難しい球技だからです。相手にゴールをさせずにスコアレスで守りきって、最後のPK戦に持ち込んで勝つというサッカーのパターンをサッカーでは「弱者の戦法」と呼びます。広島は常にその戦法を取るという訳ではありませんが、引いて守るシーンが多く、そしてチャンスとなると一気に攻め上がる変幻自在の戦法に多くのJ1クラブは破れてきました。突然攻めに転じて、予想不可能なところからロングシュートを打つてくる戦術は敵ながらあっぱれと言う以外ありません。
ところで、広島が対戦したオークラド・シテイは、私がニュージランドのAUT大学に留学していた時はアマチュアの人気チームでした。マウント・イーデンにあるサッカー場にバスに乗ってよく応援に行きました。ニュージランドは、ラグビーが国技として人気があり、その当時はサッカーはあまり人気がありませんでした。そのチームがプロのオセアニア王者としてこの大会に参加できたことを感慨深く感じ喜んでいます。がんばれ、オークランド・シテイ・サッカーチーム!
サンバーナディーノの事件
私がサンバーナンディーノを訪ねたのは、15年前のことです。ロサンゼルスから、10号線を走って、Unibersity of Redlands への大学訪問をした時のことです。
10号線は LAからまっすぐ西に延びるフリーウエーで、その時は途中のウエスト・コビーナ近くの道路が工事中で、相当でこぼこの段差が何カ所もあって運転しにくかったことを覚えています。サンバーナンデイーノには広島の安田女子大学のアメリカ姉妹校大学があったと思います。Unibersity of Redlands 、このエリアでは名門の私立大学で、本学のアドミッシォン・オフイスの担当者のロマーニ女史が出迎えてこの大学内を案内してくれたことを覚えています。大学のメインビルデイングは立派で、いかにも大学という建物だったことが印象的です。
この大学近く福祉施設であるインランド・リージョナル・センターで11月2日にまたしても乱の射事件があり多くの犠牲者がでました。
先月の27日もコロラド州で乱射事件があり犠牲者が出ているのは記憶に新しいところです。西欧社会の中で、アメリカは銃犯罪が歴史的に多い国で、銃犯罪に対する
何らかの規制や対策が求められています。これは、オバマ大統領も認識しているところですが、いくつかの政治的障害があって、実現していません。
自分の身は自分で守るというアメリカ西部開拓時代からの歴史背景があるとはいえ、このままでは国民全体が安心して暮らせない国になります。日本が過去に行った刀狩りのような「銃強制取り上げ」は、アメリカ憲法の国民の自衛権の保証があることから出来ないとしても、社会情報や犯罪歴情報の円滑な利用で、銃を持つ人をより厳しく管理するとか、銃犯罪者を相当に厳しく罰する法律をつくるとかの対策が急がれます。安心して暮らせる国、外国人が安心して旅行できる国アメリカになってほしいと思います。
<米乱射>福祉施設で14人死亡 容疑者2人射殺、1人拘束/Yahoo ニュース 毎日新聞 12月3日(木)11時37分配信
【ニューヨーク草野和彦】米西部カリフォルニア州サンバーナディーノの福祉施設「インランド・リージョナル・センター」で2日午前11時(日本時間3日午前4時)ごろ、銃乱射事件が発生した。地元警察によると、少なくとも14人が死亡、17人が負傷した。銃撃犯は現場から逃走したが、数時間後、警察が現場近くの住宅街で逃走車両を発見。銃撃戦の末、車内にいた容疑者の男女2人を射殺した。現場から逃走した1人を拘束し、事件への関与を調べている。
同センターは発達障害を持つ人々が利用する施設で、事件当時、スタッフら数百人がいた。銃撃犯は、施設内の集会場で開かれていた地元自治体の職員らによるパーティーを襲撃したとみられている。ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は、連邦捜査当局者の話として、パーティー参加者の一人が別の参加者と口論になって会場を離れ、武装した1~2人を連れて戻ってきたと報じた。サンバーナディーノ警察のバーグアン署長は記者会見で、口論の後にパーティー会場から去った参加者はいたが、再び戻ってきたかどうか分からないとしている。射殺された容疑者の男女2人は、攻撃用ライフルと拳銃を所持していた。また、捜査当局は乱射現場で爆発物のようなものも見つかったと明らかにした。銃撃犯と関係があるとみられる現場近くの住宅を捜索している。
署長は銃撃犯の動機は不明とする一方、「使命があったかのように準備をしていた」と語った。「国内テロだ」と述べ、過激派組織「イスラム国」(IS)のような国際テロ組織による犯行には否定的な見解を示した。署長によると、銃撃犯が施設内にいたのは数分間で、通報を受けた警官らが現場に到着したときは既に逃走していた可能性が高い。
ロサンゼルス総領事館によると、日本人が事件に巻き込まれたとの情報は入っていないが、引き続き確認を進めている。
米国内の銃乱射事件としては、26人が射殺された2012年の東部コネティカット州の小学校乱射事件以来、最悪の事態となった。西部コロラド州でも先月27日、妊娠中絶を行う医療施設で男が銃撃し、警官1人を含む3人が犠牲になったばかり。今回の事件発生当時、米CBSのインタビューを受けていたオバマ大統領は「米国のように大量射殺事件がパターン化した国は、世界中どこにもない」と述べ、銃規制の必要性を改めて訴えた。
サンバーナディーノはロサンゼルスの東約100キロで人口約20万人。米メディアによると、事件があった施設は1971年にオープン。3万人を超える発達障害を持つ人々やその家族が利用しており、670人のスタッフがいる。2棟の3階建てビルのうち南側のビル内で事件は発生した。襲撃があった集会場は外部に貸し出すことがあるという。
深まる広島の秋に
私の住む広島市の街は、市内をいくつかの川が静かに流れ、木々の緑と公園が多い美しい町です。広島市の人々は、それを誇りにしています。それゆえに公園に近いエリアや、川沿いを立地とした市内の高層マンションは人気があり、そこに住むことがひとつのライフスタイルとしてポピュラーになっています。広島市では、9月後半に暑い夏が終わりを告げると、10月の「フード・フェステイバル」が広島城の堀回りのエリアで開催されます。この月末には「ハロウイーン・パーティ」で、若者たちが本通り商店アーケード街や、流川、新天地、横川商店街などに繰り出して、11月には、えびす通り広島三越デパート隣にある胡子神社の「えびす講」が開催されて中心地が多くの買い物客で賑わい、このお祭りが終わると、すかさず百メートル道路(平和大通り)のエリアで「広島ドリミネーション」が開催されます。この頃に、季節が秋から冬に変わっていくことを人々は感じます。12月がやってくるとクリスマスのムードが八丁堀や紙屋町のデパートを中心に漂い始めます。「ジングルベル」や、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」の音楽が街に流れます。
今、外国ではテロリスト事件や、シリアからの難民問題、ロシアとトルコの領空侵犯による戦闘機撃墜問題、さらにはアメリカでひんぱんに起きる銃犯罪など、毎日深刻なニュースが飛び込んできます。私たちはこの街から、世界の平和を祈り続けたい思い一杯です。
平和であるいうこと
11月18日から20日まで、広島市では、恒例の「えびす講」が開催されました。このお祭りは、1603年に胡子神社が現在の中区に建立されて以来400年以上続いた由緒正しい神事として、広島の人々に愛されているお祭りです。原爆が投下された1945年にも中断することなく11月に開催されています。この間、広島市中区の、現在の三越デパートえびす通り側のエントランスの横に鎮座される胡子神社の回りでは、熊手が屋台で販売されて、商売繁盛の縁起物として多くの人が購入します。広島の中心地の商店主、商業に関わる人々、地元企業などから多くの賛同が寄せられて、一般の人も多数が参賀します。神社沿いの、えびす通り商店街、本通り商店街、金座街、並木通り、中の棚の商店街や、デパート、パルコ、スーパー、電気店でも大々的な特別ディスカウント・セールが開催されます。毎回15万人以上がおとずれ「えべっさん」と呼ばれている、広島市の秋の風物詩です。数週間も前からこれらの商店街では参道の飾り付けが始まり、まさにお祭り一色になります。えびす講の本祭り夜は、ステージカーを使用しての神楽や太鼓競演なども演じられ、その最中に景品やお餅がまかれます(近年の時勢により餅まきは自粛されているそうです)。ところで、ここで販売されている熊手(こまざらえ)は幸運や金運を「かき集める」ものとして、商売繁盛の縁起物とされているのです。いつまでも、テロや戦争のない未来であって欲しい、平和で人々が安心して暮らせる社会であって欲しいと願う一日でした。
パリ同時多発テロに思う
フランスのパリで2015年11月13日に起きた残忍凶悪な同時多発テロ事件。特に当日コンサートを行っていたバタクラン劇場では多数の方が亡くなられました。犠牲になられた多くの方のご冥福を祈るとともに、怪我をされた方の早い回復を祈っております。これは人間として、断固として許せない破壊殺人行為です。
世界中で、予想しないことが常に起きています。
私たちは、海外へ旅行するとき、あらゆるリスクの可能性を考えて、危険な状況を予想して準備をし、事件事故を予知して行動する必要があります。外国へ行くと言うことは、怪我や犯罪にあう確率を「高める行為」であるといえるのです。飛行機に乗れば、飛行機事故にあう可能性があります。有名な観光地へ行けば、自分がその場所に行くことで標的に巻き込まれ攻撃を受けることがあります。外国でレンタカーを運転すれば、自動車事故の可能性、ホテルへ宿泊すれば、ホテル火災に巻き込まれる可能性があります。ビーチに行けば、津波が押し寄せてきたり、火山に行けば噴火事故にあうこともあります。雪山に行けば、遭難や、雪崩事故があります。アフリカに行けば、未知の疫病に感染することがあります。中近東に行けばイスラム国に捕らわれる可能性があります。南米諸国では成人が誘拐されたり殺されたりしていることから、それらの犠牲者になることがあります。
実は、こういった危険の可能性を考えてみることで、短期の外国旅行であれば、一定の危険を回避することが可能になります。外国に派兵している国、例えばイギリス、アメリカ、ドイツ、ロシア、そしてフランスの大都市圏の有名な観光地や、人が多く集まるところはテロリストのかっこうの標的とされる可能性があるのだと考えて下さい。