前回「アメリカの高校で銃による事件が発生したために、その対策として高校先生に銃を持たせることをトランプ大統領が検討している……アメリカの先生ガンマンに!」というブログを書きました。そして再びアメリカでの拳銃事件の報道が続きました。
4月23日未明に、アメリカのテネシー州ナッシュビルの近郊で自動小銃が乱射され4人が死亡するという事件が発生しました。地元の警察当局は逃走した銃撃犯の男の身柄を犯人として拘束しました。その犯人は、レストラン店内で銃を乱射後、そこにいた客ともみ合いになった末に自動小銃と羽織っていたコートを置き去りにして裸で逃走したとの報道です。結局犯人は、近くの森に潜伏していたところを警察官に身柄を拘束されましたが、所持品のバックパックの中から別の複数の銃器が見つかったということです。
アメリカでは、場所や時間を選ばずに銃による犯罪が起きてきました。それは時として大学や高校などの教育機関で、さらに犯人が学生であったケースも報告されています。銃の規制は声高に叫ばれているものの実現には程遠い状況のようです。社会全体で広範囲に発生する銃犯罪防止が難しいとしても、アメリカの高校や大学など若者が集い教育を受ける施設での銃犯罪は「校内への入場者の持ち物を検査、多数の防犯カメラ設置、ガードスペシャリストの配置」などで直ちに安全を確保する必用があります。問題はその予算確保ということになりそうです。