帰国生大学入試・帰国子女入試は高校留学エース

帰国生入試 エース

帰国生入試、帰国子女入試は大学の条件により有利、メリットがある受検です。倍率に気をつけて出願すれば失敗がないのでオススメです。中学生・高校留学の参加者は早くから受検の準備をしましょう。

高校留学帰国生の大学受験

帰国生の大学進学
帰国生入試/特別選抜/一般選抜入試を支援
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エースは、長期に渡り留学帰国者の大学進学をサポートしてきました。かっては帰国生のための受験制度を定めた大学は少数でしたが、 教育の国際化により、日本の大学は多様な受験制度で優秀な留学生の受け入れを進めています。2015年以降は多くの大学が特別選抜(AO入試)や帰国生入試を行っています。 一般選抜受験も留学時期に獲得した英語資格で「みなし満点・得点加算」による2教科(3教科)受験や大学共通テストを利用した国立大学への進学が可能になっています。

留学帰国生の受験制度

帰国生入試は以前は保護者の海外転勤に帯同して海外高校を卒業した生徒が受験する帰国子女選抜試験を示しました。 大学出願要件は「2年以上の留学期間を経て外国の高校を卒業した者」が原則で、単独で海外高校に留学して卒業した生徒は「帰国生」として別枠で称されていましたが、 私費留学生の増加に伴い帰国生入試と総称されるケースが増えて留学帰国者の大学受験が準備されています。高校留学から帰国した生徒の留学期間が2年未満の場合や、 交換留学から帰国した復学大学受験者は帰国生入試の適用が困難なために他の受験方式の特別選抜と一般選抜入試(外部資格利用)の受験が考えられます。

■帰国生入試制度

帰国生受験の出願は、先述の通り2年間留学での卒業条件が多勢を占めます。この制度の受験優位性は「小論文と面接試験」による入試が多いので事前準備の負担が少ないことです。 留学中の成績を重視する大学が多いので外国での評価が高い生徒には有利です。しかし、この制度で受験できる学部の中心は「比較文化・英語・外国語・経済学など文系専攻」のため理工学・情報・医学系に適した受験制度とは言えません。 理数系に進学する生徒は、米国で経験したSTEM教育と自身の英語資格を利用して一般選抜や共通テストによる受験を視野に入れるのが良いでしょう。

◎エースは帰国生入試制度での出願に以下の支援をします。

1. 大学進学の相談
2. 大学の選択
3. 専攻学科の選択
4. 入試の利用制度の検討と選択
5. 入試の利用制度に応じた準備支援
6. 大学願書の取り寄せ支援
7. 成績証明書の翻訳
8. 志望理由書の作成支援
9. 英語検定試験の対策
10. 推薦状の発行依頼
11. 面接試験のアドバイス
12. 小論文の学習指導
13. 受験のための帰国プラン作成

日本の高校在学中の成績も必要なので自身で取り寄せて下さい。推薦状は出願先大学指定サイトのアカウントに高校の先生に推薦文を打ち込んで頂くかそこから送信して頂く場合があります。

■特別選抜入試制度

帰国生入試の出願を避けて特別選抜を利用する方が適したケースがあります。留学期間の条件に縛られる事なく、自身の英語資格と海外での異文化体験をアピールポイントとする受験戦略を練ります。 特別選抜は、出願先の大学が入学者に求める指針(アドミッション・ポリシー)と、その大学で学ぶ専攻内容を充分に理解する必要があります。 面接試験に加えて小論文や一般科目(文系は国語・英語/理系は数学・理科/情報系は英語・数学)の基礎学力試験が行われる場合があるので各教科を事前に学習する必要があります。自己推薦入試もこの制度に含まれます。

■一般選抜入試制度

一般選抜試験は、私立大学の場合は3教科を自身の進む学部系列に合わせた科目で受験します。文系は英語・国語・選択科目、理系は英語・数学・理科、情報系は英語・国語・数学での受験科目が一例です。 国立大学進学を狙う場合は、留学からの帰国時に「不進級復学」を選択して大学共通テスト対策をスタートする方法があります。国立医学部受験では広島大学、鹿児島大学では、 英語みなし満点を利用して他教科の受験対策に集中して難関を克服しましょう。一般選抜受験を有利に進めるために留学の前後に英検準1級のCBT受験による合格が望まれています。

英語資格の取得の実践

留学の前後や期間中に、以下の英語資格取得を確かなものにしましょう。各種の英語検定試験は「いつでも、どこでも」受験できます。 例えば、TOEFL iBT Home Edition や TOEIC L&R CBTは生徒の自宅で受けられます。英検は会場試験が年3回、加えて英検CBTが6回受けられるので合格率が昔に比べて向上しています。 IELTSは、主要都市のテストセンターで毎週開催されています。
◎TOEIC(トーイック)L&R 730点
◎TOEFL iBT 80点
◎実用英検 準1級
◎IELTS Academic Module 6.0

帰国生試験

高校留学は進学実績を考慮にいれて

エースは大学進学ガイダンスを「高校留学に出発する前」から開始して参加者と共に進路を考えます。生徒の将来目標を伺い大学進学に役立つアドバイスをします。 外国の高校でどの科目を学び成績を維持するのか話し合い、進学に合わせたカウンセリングを提供します。受験は他の生徒との競争です。

留学生の意向に応じた資格テスト TOEFL iBT、TOEIC、英検、IELTSなど模擬テストを行います。大学毎に要求される英語検定獲得点数が高い場合あるので、 英検では準1級以上(国立大学出願)を最終的な目標とします。大学によっては SAT、GCSE、HSC、NCEA、IBの得点が求められるのでしっかり準備をしましょう。 エースの高校留学参加者は、英語資格テストで上位の点数を確保しています。さらに「数検」の学習を推奨しています。

帰国生入試の最新情報

帰国生入試での大学受験は、私立大学より国立大学の方が受入定員数が若干名程度と少なく入学期は後期と前期の2期入学が設定されています。後期入学は書類選考が中心の場合が多いようです。 小論文テストの帰国生入試枠とは別の特別選抜枠となっている場合があるので注意しましょう。それでも地方の国立大学合格しやすい学部があるので募集動向を注視しましょう。 後期入学のICU、上智大学・早稲田大学の国際教養は、出願締切りが12月~3月に始まり、合格が2~8月に発表されます。

帰国生入試が早期に開催されるのは筑波大学(2期に推薦制が有ります)です。5月出願で7月(8月)に一般教科テストが開催されます。前期入学では早稲田、慶應義塾、上智各大学が9月に帰国生入試を開始します。 エースの留学生には大学入試準備は留学を開始する前から始めるように指導をしています。私たちは「高校留学は、参加者が大学への入学を実現した時に終了する」と考えています。

帰国高校生

実際の帰国生入試は受験提出書類の準備作成と、受験時の日本語での専攻教科についての小論文、英文エッセイ(I.B.C.型で自分の意見を述べた英作文)の事前学習も重要になります。 面接試験も重視されるので、受験時の返答で、しっかりと自分の意見を言える練習を行う必要があります。

国立大学と私立大学の帰国生受験率

国立大学の受験準備では入試期間が半年以上に渡る場合があり、一般大学受験の厳しさから考えると帰国生入試が有利であるのは間違いがありませんが、 帰国生入試で実施される小論文と英語試験は、高校時代の学習成果が総合的に問われるので完成度の高い準備を行いたいものです。仮に倍率が低い大学でも、首都圏の人気大学の競争は厳しい状況が続いています。 全国では帰国生の出願数が0の大学がある一方で、上智、立教、東大、一橋大など東京の有名大学は人気があります。

外国高校の成績が重視され、統一試験で上位成果を求める大学も増えていることから短期的な入試準備だけで上位大学の合格は難しくなりました。 理数系受験者は留学先と日本のカリキュラムの違いが入試で障害になるので、留学期間中は数検の学習を進めましょう。近年、日本の多くの大学の出願資格として留学先国での正式な大学進学検定資格を要求しています。 例えば、ニュージーランドではNCEA、オーストラリアのHSC/SACE、イギリスのGCSE、アメリカのSATなどです。一部の大学出願は、留学先国の最終学年の国語としての英語(Grade12/Year13-English)や、 数学教科完了が条件となりました。(※カナダBC州のコミュニケーションでは不可・NZ_AUSのYear12-ESOLでは不可)SAT・ACT・GCSE・IBなどが大学により細かく制定されています。

帰国生入試制度での受講者談

30年に渡る留学生の大学進学指導実績!大学受験はエースにおまかせ下さい。

カナダ帰国生大学受験
「塾のない外国の高校生活は不安。エースの大学進学サポートに感謝」

尾崎章也君・カナダ・ジョンオリバー高校卒業
青山学院大学/経済学部合格

留学先のバンクーバーの高校ではB・C州の制度で留学生も必須単位取得が決められていました。 三年間でカナダの高校を卒業するのは単位確定しないと無理だと先生に言われました。高校成績が帰国生受験では重視されると聞いたのでGPAのキープに努めました。 青学が第一志望なので出願にTOEFL61点の獲得が条件でした。TOEFLは早くから対策を始めたので無理なく達成できました。青学の入試は日本語小論もあり、 大学の専攻題材での作文演習を繰り返しました。講師から小論文は「説得生と論理性を重視して600字以上の三論方式で簡潔に仕上げる」と教わったのでそれに注意して 何度も文章を書いて添削を受けました。エースの熱心な指導に感謝しています。


オーストラリア帰国生大学受験
「TOEIC780点を獲得、小論文A判定帰国生特試の利用で余裕」

高田穂乃香さん・オーストラリア・ケンモア高校卒業
立命館太平洋アジア大学/アジア太平洋学部

オーストラリアの高校の勉強内容は実践的ですが、日本の大学受験に役立つものではありません。留学先QL州での英語授業は「話すこと、自分の意見を言うこと」 に重点がおかれて日本の高校英語と内容が全く異なるものでした。毎日オンラインで学ぶエースの学習指導が私の励みになりました。 「英文法・長文読解、漢字書取・日本語作文」の授業だったのでとても役に立ちました。高校卒業後は日本の大学に進学して交換留学で米国の大学に行く夢がありました。 それで国際交流が盛んな立命館太平洋アジア大学を選択、帰国生入試B方式を選択して英文エッセイの習得に注力しました。エースの充実した進学指導に巡り会えたのでエースから留学して良かったと思います。

現在までの受験合格大学

パンフ

■甲南大学
■神戸大学
■立命館大学
■京都外国語大学
■同志社女子大学
■明治学院大学
■日本大学
■岡山大学
■武蔵大学
■近畿大学
■広島大学
■立命館アジア太平洋大
■国際教養大学(AIU)
■西南学院大学
■福岡大学
■筑波大学
■千葉大学
■大阪府立大学
■中央大学
■麻布大学
■亜細亜大学
■神田外語大学
■神奈川大学
■早稲田大学
■國學院大学
■駒澤大学
■上智大学
■国際基督教大学(ICU)
■専修大学
■津田塾大学
■東京工芸大学
■慶応義塾大学
■フェリス女学院大学
■中京大学
■南山大学
■山口大学
■関西学院大学
■玉川大学
■長崎大学
■他/順不同
外国の高校卒業には英語力が最重要

外国の高校教科の内容は、日本の高校で習う科目の内容と大きな差はありません。学問レベルで考えると理数系科目は日本が先行している部分があります。 もしも日本の進学校の「英語が得意」な学生を世界中の高校に派遣すると、どこの高校でもクラスのトップグループに入ることが可能です。 この「英語が得意」というのは英検準1級レベル。「英検2・2A級」レベルでは充分ではありませんが、海外の高校の授業についていくことは努力により可能になります。 実際に高校交換留学には、英検2級の参加者がおられて充実した成果を上げています。
日本人の高校生が外国の高校を卒業するのに重要なのは ①英語力 ②学力です。真剣に英語を勉強すれば高校生の年代に英検準1級の合格が見込めます。 エースが活動拠点のひとつとする広島県では、年間300名程度の英検準1級以上の高校生合格者が出ています。特に優秀なのはAICJ中学・高等学校で、 英検1級を含めて年間160名以上が合格しているのは賞賛に値します。英検優秀校としては、沖縄尚学高校や筑波大学付属高校など全国にあります。 英語は修得への道のりは長い教科ですが「やればできる教科」なので、頑張って留学に活かしましょう。

英語の学修のコツは地道に勉強を続けることです。今、英語が得意でない方は、英検の「文単」「出る順」シリーズの低い級から学習をスタートして下さい。 これらは二言語型学習(英語と日本語)の優良教材で、上位級まで楽しく学べます。英文法は「高校リード問題集 英語Ⅰ」を教材にしてこの1冊を徹底学習して下さい。 その上で、ETSやCambridge出版の原書で英語を学べば、どの英語検定でも良い結果がでます。

高校英語教育のこれから

自動翻訳システムが普及して異言語間の壁は昔より低くなり10年後にはほとんど無くなると予想されます。メタバースが社会の進化に浸透して、 教育のニーズが変わっています。メタバース大学も開学して国境を越えた新大学システムが出現しました。 アメリカではSTEM(科学・技術・工学・数学の統合教育)が普及しSTEM専門の高校や大学もできました。 日本も、英検同様に数検が資格として重視されるようになり、これからは「英検1級と数検1級」の両取得を目指す時代といえます。

英語の国際検定では、ルイス・アン博士が開発した Duolingo(DET、Duolingo英語検定)がそのシェアを広げています。このテスト結果を、ハーバード大学、エール大学、ロンドン大学、シドニー大学など、 そして日本の多くの大学が受け入れます。その理由は、Duolingoで「英語の語彙/読解・聴解・発話・作文」の英語4技能を言語学的手法で正確に計ることができ、 経済的な受験料で場所や時間を問わず誰もが公平に受験できるからです。点数結果が受験して直ぐに出る仕組みはまさに時代のニーズに応えています。

日本で普及している実用英検の各検定級も、CEFR基準によって世界中の大学や教育機関に認められるようになります。実際に英検1級の生徒は無理なくTOEFL100、TOEIC950、IELTS8.0に到達できます。 英検1級のスピーキングテストは世界に類を見ない複数採点者による合否判定を設けています。希望者はアメリカやイギリスでも英検が受験できます。 TOEFLやIELTSを克服する学習方法として、英検1級対策が Eiken-1st Proficiencyの名のもとに国内外で支持を受ける可能性があります。大胆な予測ですが、 アメリカの方が英検1級を持っていることを自慢するケースに出会うでしょう。実際にネイテイブが知らない語彙問題が英検1級の過去問題には出題されてます。

今後の留学先で学ぶ教科は、北米では数・理・情報教科に重点が置かれ、帰国生入試もこれらの教科に対応することになるでしょう。 既に国際文化学では文理横断データーサイエンスによる比較論が取り入れられ、経済学では微積分応用の経済数学で新古典派のサミュエルソン理論を説明するのが定石です。 経営学も経営基礎数学なしに経営を語ることはできません。情報学関連では、確率統計学、解析学の基礎応用学問であることから高度な数学理論が必要です。

発展を続ける情報社会を駆け抜けていく高校生には文系理系の垣根を越えた広い学識を留学で身につけて、世界を舞台に活躍することが求められています。


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